研究の残存率は、個人の使用年数を保証しない
研究で報告される残存率などの数値は、対象者、治療条件、観察期間によって異なります。インプラントが残っていることと、修理や炎症が一度もないことも同じではありません。平均値や広告の数字から、ご自身が何年使えるかを決めることはできません。ご自身に関係するリスクと、注意すべき変化を担当医に確認しましょう。
人工歯根が安定していても、部品の修理は必要になる
骨の中の人工歯根に問題がなくても、被せ物の欠け、ねじの緩み、歯ぐきの変化が起こることがあります。噛み合わせ、歯ぎしり、清掃状態なども確認が必要です。小さな欠けでも放置せず、調整や修理が必要かを診てもらいましょう。製品名や部品の情報を保管しておくと、将来の修理や転院の際にも役立ちます。
保証期間とインプラントの寿命は異なる
保証は、一定の条件を満たした場合の修理費などについて定めた取り決めです。対象が人工歯根だけか、被せ物も含むかで内容は変わります。定期通院、転院、事故、喫煙、医院が閉院した場合などの扱いを、書面で確認してください。保証が切れたからすぐに使えなくなるわけではなく、その後も状態に応じた管理を続けます。
転居や体調の変化にも備えて管理を続ける
転居で通院先が変わる場合や、自分で清掃することが難しくなった場合は、早めに担当医へ相談しましょう。治療情報を共有し、受診先や介助の方法を検討します。日々の清掃、禁煙、持病の管理、定期検診は重要ですが、すべての問題を防げるわけではありません。修理費や通院の負担も含め、継続できる方法を考えておきましょう。
静岡歯科での受診・通院について
静岡でインプラントを検討する際は、手術の日だけでなく、事前の検査や治療後の確認に通えるかも相談しておきましょう。静岡歯科では、お口の状態を確認してから治療方法、費用、通院の見通しを説明します。
焼津・藤枝方面などからJRで通う方や、ご家族の送迎を予定している方は、移動方法もお知らせください。処置当日の予定や付き添いの必要性は、治療内容に応じた個別の案内をお確かめください。
インプラントの相談では、歯を失った時期や現在の入れ歯・ブリッジの使用状況、服用中のお薬を確認します。手術が適しているか、ほかの治療方法があるかも含めて検討します。
よくあるご質問
保証期間が過ぎたら、交換しなければなりませんか?
保証期限だけを理由に交換するものではありません。お口とインプラントの状態を確認し、必要な処置を判断します。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭