周囲粘膜炎と周囲炎の違い
インプラント周囲の粘膜に炎症が起きた状態を「インプラント周囲粘膜炎」、インプラントを支える骨の喪失を伴う状態を「インプラント周囲炎」と呼びます。歯垢の蓄積が関係し、歯周病の既往や清掃状態などもリスクに影響します。外見だけでは程度が分からないため、出血・膿・歯ぐきの状態と、必要に応じた画像検査で評価します。
出血や腫れ、食べ物の詰まり方の変化に注意する
歯磨き時の出血、赤み、腫れ、膿、嫌な味、以前より食べ物が詰まるなどの変化があれば相談してください。口臭だけで周囲炎とは判断できませんが、清掃しにくい場所や炎症を調べるきっかけになります。痛みがない、うがい薬で一時的に症状が落ち着いた、といった理由だけで問題がないと判断しないようにしましょう。
専門的な清掃と原因への対応を行う
治療では、歯科医院での清掃と毎日のケアの改善を行い、人工歯の形が清掃を妨げていないかも確認します。進行した周囲炎では、外科処置などが必要になる場合があります。失われた骨が必ず元に戻るわけではありません。残っている天然歯の歯周病も管理し、抗菌薬や洗口剤だけに頼らず、原因に応じた治療を受けることが大切です。
治療後も定期的な確認を続ける
症状が改善した後も、再発がないかを確認するために通院を続けます。喫煙、糖尿病、手入れの難しさなども伝え、通院間隔と清掃用具を調整しましょう。再び腫れる、膿が出るなどの変化があれば、定期予約の日を待たずに連絡してください。過去の画像や治療記録は、以前との変化を確認するために役立ちます。
静岡歯科での受診・通院について
静岡でインプラントを検討する際は、手術の日だけでなく、事前の検査や治療後の確認に通えるかも相談しておきましょう。静岡歯科では、お口の状態を確認してから治療方法、費用、通院の見通しを説明します。
焼津・藤枝方面などからJRで通う方や、ご家族の送迎を予定している方は、移動方法もお知らせください。処置当日の予定や付き添いの必要性は、治療内容に応じた個別の案内をお確かめください。
インプラントの相談では、歯を失った時期や現在の入れ歯・ブリッジの使用状況、服用中のお薬を確認します。手術が適しているか、ほかの治療方法があるかも含めて検討します。
よくあるご質問
歯磨きで出血する場所は、磨かない方がよいですか?
強くこすって傷つけることは避けますが、清掃をやめると汚れが残ります。出血の原因を調べ、その場所に合う力加減と清掃方法を教わってください。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭