喫煙の影響は手術直後だけではない
インプラント治療では、手術後に傷が治り、骨と結合する過程が重要です。その後も周囲の歯ぐきや骨を健康に保つ必要があります。喫煙はこれらの経過に悪影響を及ぼす可能性があり、手術を終えれば影響がなくなるわけではありません。見た目がきれい、痛みがないといった理由だけで判断せず、長期的な管理も含めて相談してください。
加熱式たばこを含め、使用状況を伝える
紙巻きたばこや加熱式たばこの種類、使用量、吸う時間帯、過去の禁煙経験を伝えましょう。加熱式に変えるだけでインプラントへの影響がなくなるとはいえません。禁煙が難しい場合も、その理由を医療者に伝えてください。必要に応じて禁煙支援を利用し、薬を使う場合は持病や服薬との関係も確認します。
吸いたくなる場面に合わせて対策を考える
通勤中、休憩中、食後など、たばこを吸いやすい場面を振り返ってみましょう。休憩時の行動や通勤中の習慣を変えるなど、続けやすい対策を考える手がかりになります。手術の前後だけやめればよいと自己判断せず、禁煙の期間と継続の方法を担当医に相談してください。困ったときの相談先も決めておくと取り組みやすくなります。
再び吸ってしまった場合も診察を続ける
禁煙を続けられなかったときは、再開した時期と使用量を伝え、方針を相談しましょう。申告しづらいからと通院をやめると、炎症の発見が遅れるおそれがあります。出血、腫れ、膿、違和感がある場合は早めに連絡してください。喫煙以外にも、歯周病や清掃状態などが影響するため、禁煙とあわせてお口全体を管理する必要があります。
静岡歯科での受診・通院について
静岡でインプラントを検討する際は、手術の日だけでなく、事前の検査や治療後の確認に通えるかも相談しておきましょう。静岡歯科では、お口の状態を確認してから治療方法、費用、通院の見通しを説明します。
焼津・藤枝方面などからJRで通う方や、ご家族の送迎を予定している方は、移動方法もお知らせください。処置当日の予定や付き添いの必要性は、治療内容に応じた個別の案内をお確かめください。
インプラントの相談では、歯を失った時期や現在の入れ歯・ブリッジの使用状況、服用中のお薬を確認します。手術が適しているか、ほかの治療方法があるかも含めて検討します。
よくあるご質問
たばこの本数を減らせば、手術を受けられますか?
本数だけでは判断できません。喫煙状況、お口の状態、全身の健康状態を確認したうえで、禁煙の方針と治療の可否を担当医と相談してください。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭