リテーナーが必要な理由
矯正で動かした歯は元の位置へ戻ろうとすることがあり、歯を支える組織が落ち着くまでの管理が必要です。その後も噛み合わせや成長、加齢などで歯並びが変わる可能性があります。装置の種類や一日の使用時間、診察の間隔は治療内容によって異なります。見た目が整っていても自分で使用を終えず、長期的な使い方を担当の歯科医師に確認してください。
取り外し式と固定式の手入れ
取り外し式は指示された時間に装着し、外したときは清掃して専用ケースに保管します。歯の裏側に接着する固定式は装着し忘れる心配がない一方、ワイヤーの周囲に汚れが残りやすく、丁寧な清掃が必要です。一部の接着が外れても気づかないことがあるため、定期的に状態を確認します。どの装置でも、むし歯・歯周病の予防は続けましょう。
合わない・なくしたときの対応
リテーナーがきつい、浮いている、以前のように入らないと感じたら、強く噛んで押し込まず、治療を受けた歯科医院へ連絡してください。歯が動いた場合と装置が変形した場合では対応が異なります。紛失や破損で使えないときも次の定期受診まで待たずに相談し、再製作の費用・日数と、その間の指示を確認します。古い装置の代用も自己判断では行わないでください。
転居後も保定を続けるために
引っ越しや進学で通院が難しくなる場合は、保定の引き継ぎを早めに相談しましょう。治療記録、使用中の装置、これまでの装着状況を新しい担当者へ伝えると、その後の管理に役立ちます。歯の位置に変化がある場合は、保定装置の調整で対応できるのか、再治療が必要なのかを診察で判断します。小さな変化のうちに相談することが大切です。
静岡歯科での受診・通院について
静岡市で歯並びの相談をする際は、見た目の希望とともに、仕事や学校の予定、転居の可能性もお伝えください。静岡歯科ではマウスピース矯正について相談を受け付けています。適しているかどうかは診察・検査を通じて判断します。
新静岡駅や静岡駅を使う普段の移動に通院を組み込みたい方も、必要な受診間隔を確認したうえで予定を立てましょう。装置の使い方や費用、治療中に困ったときの連絡方法まで確かめてから治療を始めます。
矯正の相談では、気になる歯並びと噛み合わせ、過去の矯正治療についてお知らせください。装置の適応、費用、期間、定期的な通院と保定について、検査結果を踏まえてご説明します。
よくあるご質問
何年使えばリテーナーをやめられますか?
決まった年数で後戻りの可能性がなくなるわけではありません。歯の位置は生涯変化し得るため、長期間の使用が勧められることがあります。装着時間を減らす時期や使い方は、歯並びと装置の状態を診察したうえで決めます。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭