着色を落とす製品と漂白する薬剤を区別する
歯の表面の着色を落とす製品と、歯の内部の色に作用する漂白剤では、目的や作用が異なります。歯科医師の指導を受けて自宅で行うホームホワイトニングも、歯科で診察や経過確認を受ける方法です。家庭で行うからといって、店舗のセルフケアや市販品と同じとは限りません。写真や機器の印象だけで選ばず、成分、使い方、できることを確認してください。
成分や使用条件が不明な製品を使わない
海外製品や個人輸入品では、日本語の注意事項が十分に確認できない場合があります。濃度の数字だけで選んだり、複数の製品を一緒に使ったりしないでください。消毒薬や家庭用漂白剤を歯に使うことは危険です。使用を考えている製品があれば、成分表示や説明書を持って歯科医師に相談し、用途と注意点を確認しましょう。
食品や自然素材を歯に擦り込まない
レモン、酢、炭、塩などを使う方法でも、「自然なものだから安全」とは判断できません。酸や過度の研磨によって、歯の表面を傷めるおそれがあります。動画や写真で白く見えたとしても、長く使ったときの安全性が確認されたことにはなりません。根拠や使用条件が分からない方法を試す前に、歯の色の原因を調べてください。
痛みや歯ぐきの変化があれば使用を中止する
歯がしみる、歯ぐきが白くなる、ただれるといった変化が出た場合は、使用を中止して歯科医院に相談してください。製品名、使用した日時、使った量や時間を記録しておくと診察に役立ちます。店舗で利用できる製品であっても、自分の歯にむし歯やひびがないことを保証するものではありません。セルフケアで必要な診察や治療を代用しないようにしましょう。
静岡歯科での受診・通院について
静岡歯科では、歯の色や詰め物・被せ物の見た目に関するご相談を承ります。気になっている部分、希望する印象、費用について聞きたいことをお伝えください。診察を踏まえて、対応できる方法をご説明します。
結婚式や仕事の予定など、静岡での行事に合わせて受診を考える場合は、日程を早めに共有してください。希望日までの完了を前提にせず、必要な処置や回数を確認してから予定を決めましょう。
歯の色や詰め物・被せ物について相談する際は、気になる歯の位置と、過去に受けた治療をお知らせください。希望する処置の適応や費用、必要な通院回数は、診察後にご説明します。
よくあるご質問
セルフホワイトニングでも、先に歯科の診察を受けた方がよいですか?
原因の分からない変色や痛みがある場合は、製品を使う前に診察を受けてください。むし歯や歯ぐきの不調がある状態で、自己判断で始めないことが大切です。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭