歯の本数と、実際に噛めているかを確認する
8020運動は、80歳になっても自分の歯を20本以上保つことを目標としています。ただし、本数だけで噛む力が決まるわけではありません。残っている歯の位置、歯ぐきの状態、上下の歯の噛み合わせ、入れ歯の適合なども関係します。歯が少なくても、残った歯を守り、必要な治療や入れ歯の調整を行うことで、食べやすさの改善を目指せます。
歯の健康と認知症の関連を正しく理解する
歯を失うことや口の機能の低下と、認知機能との関連を調べた研究があります。ただし、年齢、病気、栄養状態、生活習慣、社会との関わりなども影響するため、関連があることだけで原因と結果を断定できません。「歯科治療をすれば認知症を防げる」とは言い切れませんが、お口の健康を保つことは、食事や会話を続けるうえで大切です。
体調や手の動きに合わせて手入れを見直す
薬や体の変化による口の乾き、歯ぐきが下がって露出した歯の根、手先の動かしにくさなどにより、これまでの歯みがきだけでは清掃が難しくなる場合があります。持ちやすい歯ブラシ、歯間清掃用具、フッ化物配合歯みがき剤の使い方を見直し、必要に応じて家族や介護者の手助けも取り入れます。年齢だけで決めず、そのときのお口と体の状態に合う方法を選びましょう。
食べたいものや通院の負担も含めて相談する
「この料理を食べたい」「人と話しやすくしたい」「無理なく通院したい」といった希望は、治療方針を考えるうえで役立ちます。年齢だけを理由に治療を諦めたり、反対に負担の大きい治療を急いだりせず、全身の健康や治療後の手入れも含めて検討します。むせ、食べこぼし、体重の減少などがあるときは、歯だけでなく飲み込みや栄養の評価が必要になることもあります。
静岡歯科での受診・通院について
静岡市で虫歯や歯ぐきの相談を考えている方は、気になる場所と症状が始まった時期をお伝えください。静岡歯科は追手町のMRKビル3階にあり、JR静岡駅と新静岡駅から通院できます。
仕事や学校の前後に受診したい場合は、予約の際にご希望の時間帯をお知らせください。その日に行う診療はお口の状態や予約状況を確認してご案内します。初診だけで治療が完了するとは限りません。
歯の痛みや歯ぐきの腫れがある場合は、いつから、どこに、どのような症状があるかを予約時にお知らせください。強い痛みや急な腫れについては、WEB予約を申し込む前にお電話でご相談ください。
よくあるご質問
自分の歯が20本未満でも、今からできることはありますか。
あります。まずは残っている歯と歯ぐきを守り、食べにくさの原因を確認しましょう。入れ歯の調整や日々の手入れの見直しなど、今のお口の状態に応じた方法を歯科で相談できます。
参考情報

日本歯科グループ代表
早川 好昭